売買編

不動産の広告で図面の下部に「売主」や「媒介」などが表示されていますが素人なので見方が良く分かりません。
どのように見れば良いのでしょうか。

広告主の取引態様が図面下部に記載されるケースが多いのですが、売主(または貸主)なのか、代理なのかまたは媒介 (または仲介)なのかが表示されています。
売主または代理の場合においては、広告主が不動産購入を希望される方と直接的に売買契約を結ぶ事が出来ます。
媒介(または仲介)の場合では購入希望者と 直接契約を行う事が出来ず、買主(または借主)と売主(または貸主)とを引き合わせ商談成約のサポートをする事になり、その報酬として仲介手数料を頂く形になります。

広告にある「駅から徒歩○分」は歩くと実際にはもっとかかる気がするが、どのような計算をしているのですか?

不動産広告で表記される「徒歩○分」は徒歩での道路距離80mを1分として計算しています。
※1分未満の端数は切り上げて表示されます。
直線距離で計算している事も多々あり、また坂道などの勾配も考慮されていない為、実際に歩くと表記より遠く感じる 事が有ります。

不動産購入に当たっての自己資金の目安はどの位ですか?

一般的に購入価格の2割程度と言われています。
但しこれは最低ラインとして獲られた方が良いかもしれません。 購入後のローン返済はもちろん、契約時の諸費用や毎年の税金など意外とかかるものが多いので十分な自己資金を準備 できる方が良いです。

今、住んでいる物件を売却したいのですが、どのような形で金額は決まりますか?

弊社で過去の売買事例と周辺の相場価格の調査を行い、査定価格をご提示致します。
その査定価格 を参考にして頂き、お客様に売却価格を決定して頂きます。
注意すべき点ですが、ローン完済前の場合では借入残金が査定額を上回ってしまう場合が有ります。
その場合、差額分はお客様の持出しとなります。

土地を買って建物は注文住宅にしようと思っていますが、土地購入の際、気をつける点はなんですか?

土地購入にあたり、気をつける点は沢山有りますが、ここではポイントを述べます。 ・前面道路が公道か否か? (公道に2m接してないと住宅建設が出来ません) ・境界は、はっきりしているか? (後々トラブルにならないよう、しっかりと確認が必要です) ・土地に上下水道、ガスなどの設備が有るか? (後で費用が掛かる場合が有ります) ・地盤は、弱くないか? (事前調査が可能であれば是非おすすめします) ・建築条件付と謳われていないか? (建築条件付の場合、他社で注文住宅が建てられません)

賃貸編

一人暮らしを始めようと思うのですが、部屋を借りるのに諸経費はどの位必要ですか?

毎月の負担になる金額ですので無理せず払える金額がどの程度か、気になる部分ですよね。
一般的には給料の30%未満が理想と言われています。
賃料以外にも毎月の水道光熱費や2年に一度の更新費用などが別途必要になりますので、これらも加味した上で毎月の 負担額を考えて頂ければと思います

本人が保証会社が使えない場合。

主流が本人の事情により使えない場合は身内が保証人になり契約できる物件も探せば在ります。

アパートとマンションの違いは明確に何か有るんでしょうか?

○○だから「マンション」、●●だから「アパート」といった明確な規定は実は有りません。
不動産広告に記載されている表記に関しては広告主である不動産会社が適切と思われる表現にしています。
ただ、一般的にはですが、木造や軽量鉄骨造物件を「アパート」、鉄骨鉄筋コンクリートや鉄筋コンクリート造などの 物件を「マンション」と呼んでいます。

物件の広告に「定期借家契約」とあったのですが、通常の契約とは、どのように違うのでしょうか?

定期借家制度は平成12年3月から導入された制度です。

具体的には契約が終了したら更新は出来ません(再契約は可能な事も)
これは借主に居座られたり、立替などで退去頂く際の多額の立ち退き料が必要になるなど、これまでの貸主の不利を是 正した契約で、貸主が安心して貸せるようになる事で、良質な住宅供給を増やすといった狙いも有ります。 よく契約形態を確認せず契約した場合、更新できず後でトラブルになる事も考えられますので契約形態が普通賃借なの か、定期借家なのか、確認が必要になります。